オフィスを借りよう!スモールオフィスのツカサさん取材!
よんよんまるまるにゃんにゃんにゃん~♪のテレビCMでおなじみのツカサ都心開発株式会社(所在地:東京都品川区、代表:川又 三智彦さん=写真、以下ツカサ)が「個人支援」をテーマに掲げて、様々な形で起業家を応援していらっしゃるとの話を聞きつけ、お話を伺いました。
SOHOというのはスモール・オフィス・ホーム・オフィス(Small Office Home Office)の省略形で、主にパソコンなどを使った在宅ワークなどを中心とした新しい就業形態を指します。一見、マッサージ&リラクセーションとSOHOの取り合わせはミスマッチなようにも思えますが、そんなこともないのです☆
ウィークリーマンションの覇者が起業家支援へ!東京近郊にお住まいの方なら、「よんよんまるまるにゃんにゃんにゃん、ツカサ~のウィークリーマンション♪」という印象的なCMをソングを一度は耳にしたことがあることと思います。
ツカサさんは1983年ウィークリーマンションという賃貸形態を日本ではじめてスタートし、独特なテレビCMとともに知名度と業績を上げていました。もっともバブル崩壊時に突然銀行からの融資がストップという事態が勃発!巨額の負債を抱えることになってしまったのです…
「1999年に銀行が一斉に物件を差し押さえた時も、営業権を譲渡した時も、誰もが全く興味を示さなかったのが、このオフィスのSOHO物件でした。」(ツカサ広報 渡辺さん)
というわけで、現在は「ツカサワンワンオフィス」や「ツカサのSOHO」などのオフィス物件を中心に、「カフェホテル」や「マンスリーマンション」などのユニークな物件を展開をされているそうです。でも、未だにウィークリーマンションといえばツカサという強いイメージがありますよね。
マッサージ&リラクセーションに限らず「起業」を考える時、多くの方にとって必要なのがまず「事務所」でしょう。
ビジネススタートにあたって、いきなり店舗を構えられる方はあまり多くいらっしゃらないと思いますので、出張や自宅開業から始める方も多いことでしょう。 が、不特定多数のお客様を相手にする場合、生活の場と密着している自宅で開業されることに不安を覚えられる方もいると思います。 また、事業拡大にともない家族以外のスタッフを使いたい場合など、自宅より「事務所・オフィス」の方が何かと便利なこともあります。
もっとも事務所物件を借りるには、敷金礼金、更には保証人など多額の資金が必要になります。 ましてや東京都心部であれば、かなり大きな出費が必要となるので、スモールビジネスを立ち上げていきなりオフィスを借りるのは難しいですね。
そんなことでお悩みの方にぴったりなのがツカサのオフィス。完全個室のワンワンオフィスが、なんと18000円から借りることができるのです。
ワンワンオフィスは「北新宿」「渋谷」「池袋」などの
都心部をはじめとして都内に1600室。
ツカサのSOHOに至っては、「日本橋」「兜町」などオフィス街・金融街の真ん中という超好立地にあります。
疲れた企業戦士を対象にしたリラクセーション・ビジネスの拠点としては、最適ではないでしょうか。
敷金礼金保証人が不要というのはもちろん、様々なキャンペーンを行っていらっしゃいますので、更にお安く借りられるのが嬉しいですね☆
ツカサさんでは起業家支援としてオフィス提供にとどまらず以下のような事業を行っていらっしゃいます。
1 廉価でのスモールオフィスの提供
2 起業家向けセミナーの開催(会員は無料で受講できます!)
3 ツカサさんのウェブサイトにて無料で取材&紹介!
ツカサさんの物件はどのようにして使われている方が多いのですか?
マッサージビジネスの経営者・開業志望の方必見!「24時間利用可能なオフィスとして、起業家の方はもちろん、地方や外国に本店がある方の東京支店としてお使いいただいているパターンも多いです。」
マッサージやリラクセーションビジネスを立ち上げる人へのツカサ物件の使い方のご提案などはございますか?
「事務所はもちろん、フットマッサージなどのサロンに使っていただけます! スペースの問題が大丈夫ならば・・・いろいろな使い方で使っていただけます。出張系のサロンの控え室として使うこともOKですよ!」(広報の渡辺さん)
もっともコンパクトな「ワンワンオフィス」は、パソコン机で人一人作業するのにジャストなスペース(※2人用~3人用もあります。)なので、サロンというより事務所向けですね。 洗面台はありますがトイレやシャワーなどが共用スペースにあるため、その点でも水周りを必要とするサロンには向いていないかもしれません。(図はモデルルーム。)
SOHO日本橋・兜町のオフィスの方は、作業スペースがもう少し広く、四畳半程度でしょうか。ベッドならギリギリ一台、チェアなら2台くらいおけそうです。シャワー・洗面所とトイレも完備しているので、サロンとしては決してゆったりしているとはいえませんが事務所にはぴったりではないでしょうか?
更に居住性を高めたマンション&オフィス「T1東日本橋」は、スペースが更に広いため(通常のワンルームマンションと同程度の広さ)、事務所としてだけでなく様々な用途で使えそうです。(写真)
インターネット回線が引いてあるのはもちろん、会議や来客に使える共用の会議室などがあるので、便利ですね!
ツカサさんにはかつてSOHOオフィスの物件のテナントとしてマッサージ店が入っていたそう。その後その方がツカサに入社し、予約が入った際に出張という形で行っているとのことです。(歌舞伎町のカフェホテルというビジネスホテルの物件にて)
今実際にリラクセーション系のビジネスをツカサさんのオフィスで行っている方はいらっしゃるのでしょうか?
「そうですね…マッサージとはちょっと違うのですが、ワンワンオフィス渋谷にてヒーリングのお仕事をされている方がいらっしゃいまして、ツカサの起業家コミュニティで取材いたしました。」
最近、癒しはブームですので、 これからもどんどんリラクセーション系の業者さんの入居が増えてくるかもしれませんね!
オフィスだけじゃない!多様な事業展開さて、ツカサさんというと「よ~んよんまるまるにゃんにゃんにゃん~♪」や「てんこてんじぇいぴ~♪」の歌が印象的なのですが・・・。
「あの歌は社長が自分で考えたものですよ。
あのCMはおかげさまでマーケティング調査だと『空で言えるホームページアドレス』として日本で3番目とかなり高い知名度なんです。ちなみに1位がアコムで2位がトヨタと名だたる企業ばかりです。
その認知度がまだまだホームページのアクセスにつながっていません。」
最近ではツカサさんは最近ではブログ作成や、ネット新聞など、インターネット事業に積極的に乗り出していらっしゃいますよね。
「はい、おかげさまで年初はホームページのアクセスが 1~2万ページビューだったのですが、今では1日14万ページビューまで行っていますね。」
今後はポータルサイト運営なども事業の中心にしていかれる予定などですか?
「ネットは広告の手段としてやってます。そこで広告など出して収益をあげようというよりも、それ自体を広告としてとらえています。ネット新聞も登録していただいた市民記者から記事を1,000円から買ってます!結構面白いと思いますよ。」
ツカサの物件に入居している起業家の方を無料で取材し、ツカサのウェブサイトで紹介するというコンテンツなどもありますね。自分のビジネスをPRできる掲示板などもあったりして、起業家の方にとってはとても役に立つウェブサイトだと思います。(ツカサの起業家コミュニティ「SOHOネット」 )
ツカサさんの精力的なネットでの展開を拝見していますと、ちょっとライブドアなどを思い出すのですが…ネット企業のライバルとして意識などはしていらっしゃるのでしょうか?
「いえ、特に意識していることはないですが…やはりポータルサイトというのはユーザーがすでにある形に慣れてしまっているので、勝手なことはできないんですね。目の動かしやすさ、わかりやすさという点からは、やはりどうしても似てくる面もあります。」
なるほど、またツカサさんのホームページで「昭和30年代村計画」というちょっと面白い計画を見つけたのですが。
「これは、伊豆の方に昭和30年代の町並みを模したテーマパーク「昭和30年代村」を作ろうという計画でして…。
テーマパークと聞いてピンとイメージするものではなく、人が実際に生活や仕事ができて、電車の駅があり、学校があり、病院があり、そういう街(村)を作るという計画ですね。
紙芝居、チンドン屋や漆喰の壁を作る左官やさんなどの職人さんとか伝統工芸など、そういう後継ぎがいなくなっていきそうな技術も仕事として残していきます。
昭和30年代村の予定地である伊豆の修善寺の近くは、高級温泉旅館がたくさんありまして、一泊10万円とかすぐかかってしまったりするんです。が、昭和30年村では一家四人が一週間を10万円で過ごせるというのを目安にしたいと思っています。」
へぇー面白いですね!それはすでに動いているんですか?
「会社も立ち上げて実際に動いてますよ!一気にオープン!というのではなく少しずつですが…。
最初はオートキャンプから始めていって、徐々に村にしていきます。学校・病院・駅を作ったり、木造の平屋なんかも今では勝手に建てられないんですよ。特区申請というのをしないと駄目なんですね。今も手続き関係を行っていてこれには時間がかかります。
ここは介護タウンにもなるわけです。現代社会で失われつつあるコミュニティを作って、その街で面倒をみていこうという計画です。」
最近ツカサさんは昭和30年代村以外にも、介護や福祉の学校を作られるなど、福祉の分野にも進出していらっしゃいますよね。
「そうです。2007年問題をご存じですか?昭和22年前後生まれのいわゆる団塊の世代が大体1000万人くらいいるのですが、その世代が2007年から一気に退職しはじめるという問題なのです。リタイアする人が突然増えて必然的に介護が必要になる時期が来ます…それを見越して介護事業をはじめたのも発端の一つです。
現在はケアマネージャーやヘルパーの養成をしています。」
オフィスという空間提供にとどまらず、アイデアと広がりのある事業展開をされてるのですね。
リラクセーションビジネスから話が飛びましたが、大変興味深いお話を聞くことができました!ありがとうございます。
スモールオフィスという便利さからツカサさんに注目いたしましたが、単にオフィスというにとどまらない起業家支援事業、さらに広がりを持った独創的な事業展開に感銘を受けました。
マッサージ&リラクセーションビジネスにて独立をお考えの皆様、オフィスを探されている方是非ツカサを考えてみてくださいネ!
ツカサ都心開発株式会社 http://www.222.co.jp
ツカサグループ社長「川又三智彦」社長の著書紹介
1000億円失って―情報整理があなたの危機を救う! posted with amazlet at 05.08.25 川又 三智彦 日東書院 (2002/04) 売り上げランキング: 121,751 おすすめ度の平均: 普通の人とはやはり違う川又さんの生き様に拍手。買って損はない本です! 勇気を与えてくれる一冊です。・・・1000億円の借金があったら貴方はどうしますか? |
川又社長のご両親の話から、ご自身の挫折の話、ウィークリーマンションの誕生と、バブル崩壊の衝撃、そこから「情報整理」の大切さに目覚めるまでの話など非常に面白く一気に読めます。ちりばめられた経営哲学も勉強になります。 WEB上で内容が読めます。 |
二極化ニッポン―日本は富豪と大多数の貧民とに分かれていく posted with amazlet at 05.08.25 川又 三智彦 住宅新報社 (2005/03) 売り上げランキング: 143,287 おすすめ度の平均: まっとうな観点 |
来たる日本の超・二極化を予言し、生き残るためには何をするべきかを提言する経済書。 |
「昭和30年村」作ります―人が暮らすテーマパーク posted with amazlet at 05.08.25 川又 三智彦 山中 伊知郎 日新報道 (2004/12) 売り上げランキング: 650,888 おすすめ度の平均: 期待しますが | ツカサのもっとも刺激的な挑戦”昭和30年村”のビジョンについて、川又社長が大いに語ります!その夢の壮大さに思わず引き込まれてしまいます。 WEB上でも内容が読めます。 |